お手入れについて

「フィットミー」は、インナーキャップだけを交換して洗っていただくことで、いつも清潔な状態に保つことができます。かつら本体もご着用期間が長くなると ともに、汚れや臭いが気になりだしたり、髪が乾燥気味になってパサついたりしてきます。定期的で正しい手順によるお手入れは、かつらの劣化を防ぎ長期的に お使いいただくためには欠かせないものです。ここではシャンプーからブラッシングの仕方まで、「フィットミー」の簡単なお手入れ方法をご紹介します。特に 絶対にお避けいただくよう表記した項目については、ご注意いただくようお願いいたします。

医療用かつらお手入れポイント

 

シャンプー前にブラッシングで逆毛やホコリを落として下さい。

 

 

 

かつら(ウイッグ)専用のシャンプーを適量

※、水またはぬるま湯(30度以下)に溶かします。
(お湯は絶対に使用しないで下さい。)

 

 

 

5〜10分(汚れのひどい時は30分程度)浸してから、押し洗いをして、流水で充分にすすぎます。
(濡れている状態でのブラッシングは絶対にお避け下さい。)

 

 

 

かつら(ウイッグ)専用のコンディショナーを適量※水またはぬるま湯(30度以下)に溶かして、1〜2分浸します。

 

 

上から下へ軽く絞るようにしてコンディショナー液を流します。
※コンディショナーはすすぎ不要。成分が残ることで、艶と潤いを与え、静電気の防止にもなります。

 

 

 

乾いたタオルで包み込んで、軽く押さえながら水分を取り上下に振ってカールを出してから、自然乾燥させます。

 

 

 

乾燥させる時に、セットスタンドまたは筒状のものの上に乗せて指でカールの形を整えると、型崩れせず、カールが長持ちします。
(カールが取れてしまったら、リセットサービスをご利用下さい。)

※シャンプー・コンディショナーとも2リットルの水に10ミリリットル(小さじ2杯程度)が目安


ブラッシングは目の粗いカネブラシを

目の細かいブラシやコーム(くし)のご使用は、髪のもつれや切れ毛の原因にもなります。静電気を防止する効果もある目の粗い金属製のブラシや動物毛のブラシをご使用ください。


かつら(ウイッグ)専用ブラシを使えば、髪の痛みや静電気対策になります。

 

シャンプーの前にはブラッシングを

髪の表面に付いているホコリなどを、あらかじめブラッシングで落としてからシャンプーをしてください。市販のセットスプレーやムース等は毛にこびり付くものがありますので、必ずかつら(ウイッグ)専用の「ミスト」をご使用ください。

 


ブラッシングの基本は毛先から根元へ

まず毛先から優しく一定方向にとかし、次に中間部分、そして根元へと、少しずつ段階的にブラッシングしてください。(もつれている部分は手でほぐしてからブラッシングしてください)

 

シャンプー後のスタイル出しは

シャンプー・コンディショナーの後、軽くタオルで水分を取ってから、医療用かつらを上下に軽く振ると、商品についているカール再現しやすくなります。このカールが出た状態で自然乾燥させてください。


シャンプーやコンディショナーもかつら(ウイッグ)専用をご利用ください。

 


ブラッシングの前に「ウイッグオイル」を

「ウイッグオイル」を使い、医療用かつらの毛髪に潤いをあたえておくことで、ブラッシングがスムーズになり、かつらの劣化防止にもなります。保管時にも、保湿のために「ウイッグオイル」をご使用ください。

 

入浴時・就寝時にはウイッグをはずして

湯気や枕との擦れ(摩擦)は、ウイッグのスタイルがくずれる原因になりますので、入浴時・就寝時にはお外しください。


入浴やお休み中の医療用かつらの保管には、セットスタンドをご利用ください。

 


ロングタイプは毛先を中心にお手入れを

ロングタイプは肩や襟に毛先が触れやすいので、静電気や摩擦の影響でちぢれが起きやすくなります。これを予防するには、ご着用前後に毛先を中心に「ウイッグオイル」によるお手入れを心がけてください。